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クリスマスローズの育て方・2月 February
クリスマスローズの展示会と即売会
2月から3月にかけては各地でクリスマスローズの展示会や即売会が開かれ、東京の神代植物園・新宿御苑・日本橋三越チェルシーガーデン・池袋サンシャィンシティなどでは様々な色やバリエーションのクリスマスローズの花が展示されます。
最近は東京だけではなく北海道札幌・東北仙台・盛岡や東海・関西地方などでも、クリスマスローズの展示会や即売会が開かれるようになりました。
クリスマスローズの展示会の多くは地元の生産者などが主催するものが多く、一般の園芸店・ホームセンターなどと異なり普段目にしない素晴らしい株が会場で即売されます。

クリスマスローズ2008年展示会情報
クリスマスローズの花株

2月にはいると、すでに活きよい良く伸び始めた茎には様々な色の花が咲き始め、小首を傾げて大勢の人々に見てもらいたと招いています。
季節的には空気が乾いている頃ですので鉢が乾燥しやすいため、
水は晴れた日の午前中に鉢底から流れ出るくらい与えます。
鉢でクリスマスローズを育てている方は毎日の水やりなどで花茎が伸びてきているのを見ているでしょうが、庭などに植えている方はそっと葉を開いてみてください。秋には小さな蕾だったのがもうすっかり伸びて花が開いているかも知れません。
チョコっと覗いてみてくださいね。
花株の肥料と水やり
2月からはリン成分の多い肥料を、花が終わり種子が実る5月下旬まで与え続けるようにします。
油かすなどの有機肥料は低温のため成分が分解されず効果が有りませんので、固形や液体の化学肥料を使用します。
植物にとっては次々と花を咲かせる労力と、育てている種子の生育にと両方にエネルギーを割かなければなりませんので、肥料を5月末頃まで切らさずに与え続けます。
苗床の種子
苗床を見ますと1月にはちらほらだった苗床の双葉も生えそろってくる頃です。
早いものですとすでに双葉の間から本葉が一枚顔を見せています。
この季節は冬の中で最も気温が低く、夜などは外に出していた苗床の土も霜柱に持ち上げられ、出たばかりの根が浮き上がってきてしまいますので、昼間は外に出していても夜間だけは暖房のしていない家の中に取り込みます。
発芽さえしてしまえば、特に低温に当てる必要は無くなりますので、有る程度の温度が必要になってきます。
必要な温度は摂氏5度から10度位で、この温度を保つようにすると良いでしょう。
また双葉が揃った頃に液肥(5:10:5)を1000倍から2000倍程度に薄めて週に一回ほど与えます。
苗立ち枯れ病や灰色カビ病などが発生してくる頃ですので殺菌剤を散布しましょう。
葉の表にだけかけるより、出来る限り用土の中1センチほど浸みるように散布します。
ニゲルの実生苗  ガーデンハイブリットの実生苗
花株の様子
クリスマスローズを育てていると冷え込んだ朝に花首が垂れてしまいびっくりすることがあります。
これは植物の体を夜間の低温の被害から守るために、茎の中の水分が少なくなる現象で全く心配はいりません。
花茎に日光が当たってきますと、びっくりするような早さで茎が立ち上がってきます。
このような厳しいシベリアからの寒気が入っているときには、夜だけでも暖房の入っていない家の中に避難させてあげるとそのようなことはなくなります。

地植えされているハイブリット
2月の病虫害
この季節は害虫の活動は少ないのですが、まれに花の蕾の中などにアブラムシ(アリマキ)などが見られることがあります。
特に暖冬の年には冬だからと安心せず、鉢や庭植の株の株基などにオルトランやオンコルなどの浸透移行性の殺虫剤をまいておくことをお勧めいたします。
灰色カビ病が目立ってきますので病変部分を切り取り殺菌剤を散布します。
花株の地際に黒いへこみが出来、茎が倒れてしまうことがあります。
これはリゾクトニア菌による立ち枯れ病ですので、地際を少し堀り用土を掻き出しダコニールやロブラール・オーソサイドなどの殺菌剤を散布してください。
リゾクトニアによる立ち枯れ病の特効薬としてリゾレックスが有りますが、常に使用しますと病原体に抵抗性が出来、被害が大きくなったときに薬剤の効果が無くなるような場合がありますので使用に際しては十分に注意して、確実にリゾクトニアが原因の立ち枯れ病というのを確認しての使用をお願いいたします。

灰色カビ病
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