![]() クリスマスローズの育て方 11月 November |
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| マルチング |
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| 地域によりですが11月末から12月に入る頃には庭に霜柱が立つ頃になります。 秋に鉢を緩めた株や新しく地植えしたクリスマスローズの株は、まだ十分に根が張れていず霜のために根が土から浮き上がってくることが多く見られます。 庭植えの株などには藁やバーク、落葉樹の落ち葉などでマルチングをしておきますと霜の害などから花株を守ることが出来ます。 マルチングをする場合には前年や春に出て枯れた葉などを整理し株基を清潔にしておきます。 11月末頃にはバークや落ち葉などを株基の周囲に重ねて敷きますと強風の吹くところなどでは花芽を守り、霜などのために根が浮き上がったりせず株を過ごさせることが出来ます。 雪が多く降る地域でしたら、夏に使ったよしずなどで吹いてくる北風を除けるようにしても良いでしょう。 |
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| 秋の肥料 |
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| 開花が予定される株などでは、肥料切れの無いようにリン成分の多い(5:10:5)緩行性の肥料か液肥を定期的に与えます。 また、今年の春に芽生えて9pから12pくらいのポットに入っている小さな苗でしたら、窒素・リン・カリ肥料が等分に入っている液肥か緩行性の肥料をほどこします。 庭植の場合には特に必要はありませんが田園地帯でしたら、寒肥として鶏糞を株の周り(40センチ前後)に溝を掘り施肥し土をかぶせます。 |
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| 播種した種の様子 |
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| 10月に播種したクリスマスローズの種子も11月末には苗床の中で数センチは根を出している頃で、苗立ち枯れ病や灰色カビ病の予防のために定期的な殺菌剤の散布は欠かせません。 3週間に1回はダコニールやロブラールなどの殺菌剤を表土が濡れるまで散布をし、また用土の加湿・乾燥には十分に注意してください。 |
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| ヘレボルス原種の様子 | |
![]() 寒さもきつくなる11月から12月になりますと、小さな苗や開花株などヘレボルスの原種たちは春に発生した葉を赤く色づけ枯らしはじめますが、これは気温の低下から植物の体を守るためですので全く心配はありません。 これらは特に無茎種のアトロルーベンスやトルカータスなどに顕著に見られます。 赤く枯れたように見えても地下にある根は春に咲く花を作ろうと活動しています。 |
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| 冬から春にかけての水やり |
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| 11月頃から空っ風の吹く頃は空気の乾燥した季節になりますので、鉢植えなどの表土の乾燥には十分に注意し、水を与えるときには鉢底から水が滴るように与えてください。 これからの季節の水を与える時間は午前中とし、乾きの遅い鉢は2日に1回とか工夫する。 |
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| 病害虫 |
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| 11月にもなりますと害虫の被害も少なくなってきます。 しかし暖冬気味の冬が多くなり、都会地などではアブラムシなどがクリスマスローズの蕾の中などで越冬していますので、蕾などにアブラムシが進入していないかをチェックするようにします。 この時期にはまだダニやスリップスなどは活動し、庭植えなどのクリスマスローズではヨトウムシなどの被害を受けることがあるため、浸透移行性殺虫剤オルトラン・オンコルなどの散布は必要です。 ![]() |
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| クリスマスローズの古葉切り |
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| 開花株・開花が予定されるクリスマスローズは11月下旬から12月始めにかけて、春に出た古葉を根元から5〜6センチほど残して切り取ります。 無茎種の原種やガーデンハイブリットは古葉切りを行うことが出来ますが、有茎種のリビダス・フェチダス・アーグチフォリウスやその交雑種・並びにニゲルの株には古葉切りは必要ありません。 有茎種は枯れた葉・茶色く変色し枯れた葉のみに行います。 特に葉などが見苦しくなく葉数が少ない場合には古葉切りは必要有りません。 またこれらの有茎種とその交雑種は翌年になり花が咲き終わった後、新芽が十分に伸びてから古い茎そのものを基から切り取ります。 この古葉切りの作業は株の間の空気の流通、灰色カビ病・立ち枯れ病などの病気からの株の保護、古く堅くなった葉から新葉や花茎、蕾を傷つけないための保護、株基に日光を当て丈夫な茎を発生させ素直に花茎を立てるために行います。 雨などの日は避け晴れた日に古葉切りを行い、切り口から病原菌が侵入しないよう早く乾燥するようにします。 なをハサミなどの器具は一株ごとに火で刃をあぶるか、第3リン酸ナトリウムの飽和液に20分〜30分くらい浸けて消毒をしてウィルスなどの伝播をさせないようにしてください。 ただしハサミを火であぶると切れにくくなりますのでご注意ください。 ウィルス病を防ぐために使用する第3リン酸ナトリウム http://www.wakaizumi-farm.com/shop/11_2.html ![]() |
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| 第3リン酸ナトリウム溶液の作り方 | |
| 約500グラムの第三リン酸ナトリウムの粉末と5リットルの水が入る広口瓶を用意します。 広口瓶に500グラムの薬剤を投入し約40度くらいの温湯に溶かし、まる一昼夜置きハサミなどの器具の消毒に使います。あるいは100グラムごとに1リットルの水に溶かして使用する。 ハサミなどの器具は使用後10分程度溶液に浸けてから、ハサミについたであろうウィルスの活性を無くした上で水洗いし再度使用します。 飽和状態のためにビンの底には薬剤が沈殿していますので、水が少なくなりましたら新しく水を加え薬剤を溶かしそのまま使い切りますが、薬液が汚れてしまいましてもウィルスの活性を無くす効果は変わりません。なを、この第三リン酸ナトリウムはウィルスを殺すためではなく、あくまでウィルスの活性を無くすための薬剤です。 |
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| 古葉切りのタイミング | |
| 前年の春に花を開かせたクリスマスローズの鉢植えや庭植えの株は、11月末から12月頃になりますと夏に出来た花芽が成長し茎を伸ばす準備をしてきます。 春から夏にかけての葉茎は立てに立っていますが蕾の生育とともに葉茎を外側に倒れてきます。 このタイミングで地際から5〜6センチの部分で前年の秋から春に出た古葉を切り取ります。 ![]() |
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| 狂い咲き |
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ガーデンハイブリット・原種の区別無く11月末から12月にかけて狂い咲きの花が発生してきますが、これらの花は色・形共に本来の発現は有りませんので、茎の基から切りとってしまい株のエネルギーを充実させるようにします。 花粉の固まりに比べ花の形が大きくなり崩れている。![]() この蕾の本来の色は黒だが11月初旬に狂い咲きをした花弁の色は内側が赤で外弁の色はベィンの入った薄いグリーンになってきている。 |
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| クリスマスローズの花の色と低温 |
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| クリスマスローズの狂い咲きの花と関係してくるが、クリスマスローズの花は十分な低温に株全体があたり、株そのものが充実してから美しい花を咲かせてくれます。 特にブルーブラック・パープル・赤やイエローの花は十分な低温にあたり、気温のゆっくりとした上昇の中で最も美しい色を表します。 東北南部以南では家などの中に取り込まず出来る限り外気温のなかで霜に当てるようにします。 |
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