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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

鉢の使い方 知恵

テラコッタ

テラコッタ
おしゃれな鉢として多くの方に使われているテラコッタの鉢。
もしかすると、使い方などを間違っていませんか?。
テラコッタの鉢はすべてヨーロッパのイタリアやイギリスなどから商社を介在させて輸入されます。
クリスマスローズだけでは無くそのほかの園芸植物の住み家として、また植え込んだ植物を美しく引き立てるために使われますが、多くの方は以外と間違った使い方をしているかもしれません。

テラコッタの鉢は日本の高温多湿の夏と違い空気の乾燥しているヨーロッパのイタリアなどの国で作られ使われています。
鉢は使われる国やその地域の気温・気候に合わせた作られ方をしていていますので、日本でヨーロッパ産のテラコッタ鉢を使うときには少し工夫をしてみてください。
テラコッタ鉢ウィチフォードテラコッタ鉢ウィチフォード 
鉢植えの植物の根は土と鉢の素材によって、上手く成長する場合と根腐れなどを起こさせてしまったりします。
特に高価な硬質赤玉土や腐葉土、そして根腐れをさせないためと称して様々なものを用土の材料として加える方も多く見られます。
しかし高価な材料を使ってクリスマスローズやそのほかの植物を楽しもうとしても、植物の住み家となる肝心の部分が抜けていたとしたら次から次へと植物を買い込んで腐らせてしまうことになりかねません。

このテラコッタ鉢のサイズは直径約30センチ。
開けられていた鉢底の穴は3センチにも満たないサイズで、水が抜ける気持ち程度の穴しか開いていません。
ヨーロッパの地元で使われるならそれも特に問題はありません。
しかし、この状態ですと鉢底に軽石や発泡スチロールを砕いて水はけを良くしたところで十分な空気や水の通りは無くなってしまします。

テラコッタ
太い釘と金槌を使って開けた穴が上の写真です。
鉢底の厚さは日本の駄温鉢と比べて一定はしていませんので完全に丸くは出来ませんが、両方の穴を比較していただければその大きさがわかるかと思います。

クリスマスローズやその他の植物を植え込むときには当然、この穴をふさぐためにネットを敷かなければなりません。
そして底に軽石か発砲スチロールなどを一並べ敷くと灌水された水のほとんどはこの穴から抜けて滞留はしないとおもいます。

そして鉢底に開けられた穴ともう一つ考えないといけない部分があります。
テラコッタの鉢は底の平べったく隙間がありません。
このまま地面などに起きますとなおのこと水はけが出来なくなってしまいますので鉢底に空間を作りましょう。
たとえば、おしゃれに植物やテラコッタの鉢を楽しもうとしたら、鉢を置くときにテラコッタ製のポットフィートを置いて使ってみましょう。
クラッシックな煉瓦などを幾つか置いてテラコッタの鉢を乗せてみましょう。

花が終わった頃や咲いているときにクリスマスローズの植え替えをしようとしてテラコッタの鉢を使うときにはぜひこの小さな鉢穴を大きくして、そして鉢を置く部分にはテラコッタ製のポットフィートを敷いてみてはいかがでしょう。

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