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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

到来


昨日の雨があがったと思っていたら明日も雨。
春は温かい日と寒い日が交互にやってくる季節です。

数年間、植え替えをサボっていたクリスマスローズの株にも灰色カビ病の気配が濃くなってきています。
低い気温と大量の湿気、そしてクリスマスローズの花が咲いて鉢土の上に大量にこぼれ落ちるクリスマスローズの花粉。

これらが灰色カビ病をつれてきてしまう。
こぼれ落ちた雄しべを拾うのは気が遠くなる。


このクリスマスローズの雄しべ。
鉢の上に落ちると、そこに灰色カビ病の菌が住み着く。
それだけで無く、初めての花から数年もすると鉢の赤玉土やその他の用土も灌水する水の力で崩れてくる。

花時に灰色カビ病の予防などと思ってダコニールなどを花の時期に散布すると、白やピンク・黄色のクリスマスローズなど数日もすると花弁が斑のベージュ色になってしまい薬害を発生させてしまう。
葉だけの時期は問題は発生しないが花の時期は最悪。

以前、灰色カビ病や立ち枯れ病の予防として鉢土の表面、4〜5センチだけ土の入れ替えでそれらの病気を防ぐ方法を紹介しましたが、写真のような原種は多くの茎が立ちこめますのでそれらだけでは防ぎきれません。
このクロアチアカスダブルはすでに株分けされているもので灰色カビ病の季節だけ用土の表面ははぎ取ってしまっています。

あいにく写真では見られませんが、しばらくは茎のもとを空気に触れさせ、できる限り乾かすようにしています。
そうでもしないとせっかく雌しべに雄しべの花粉を付けても、有るときバタッと軸元から茎が倒れて元の木阿弥になりかねませんから。

5月頃まではクリスマスローズの灰色カビ病と戦わなければ。


 

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