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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

クリスマスローズ行脚

市場調査

梅雨明けまじか、クリスマスローズ行脚が、もう少しで終わる。
毎度のこと、この梅雨の季節は生産者や園芸の専門店を回ることにしている。
簡単に言うと園芸店の市場調査。
話を聞く側に回る。

クリスマスローズの原種ニゲル
自分自身を振り返ることもでき、また反省も出来る。
自分が自分がとなるとどこかの国の誰かになってしまうし、どこかの国のように解体の憂き目にあうことになりかねない。
かといって自分の目で見て聞き、試して考えなければ、何も知らないのと同じになってしまう。
クリスマスローズの世界も、5〜6年前とは確実に違ってきている。
クリスマスローズを作っている一部の生産者だけでなく、かなりの栽培技術を持っている人々も、このクリスマスローズに注目している。

猫もしゃくしもと良いことがあるだろうと参入してくる。

しかしよくよく考えると、ただ一つ言えることはこの業界がその昔来た道を、また辿ろうとしているのではという懸念だけが頭の中を巡ってくる。

いろいろ聞いてみて面白いのは、昨年くらいから例の「欲しい欲しい病」と言われてきたブラックダブルの話が全く話題には載らない。
店それぞれの店主の考えが一時の流行などに流されなくなってきているような気がする。
堅実な方向性を持っている。

この春、幾度か会った鋭い経営感覚を持った園芸店の経営者は、こう言っている。
1000円で売れる花が欲しい。
しかし市場には1000円で売れるクリスマスローズの株が出てこない。
この1000円という値段には、園芸店経営者の深慮遠謀と言っても良いかも知れない。
一時の流行でクリスマスローズを扱うのではない、地元に密着したお客本意の深い意味が込められていた。
お客は高値のダブルのみを求めているのではない。
お客は珍しい花、高価な花より、美しいクリスマスローズにシフトをしてきているようだ。


 


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