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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

キンモクセイの香り

秋の薫り

キンモクセイの黄色い小さな花が昨夜からの雨風で、ほとんど散ってしまった。
毎年、熱帯夜の暑さから逃れるように朝雨戸を開けると仄かに薫ってくる。
今年は、いつもの時期とは違って幾分か早く薫ってきた。

咲いた咲いたと喜んでいるのが毎年のことだが、何故喜んでいるかというと、この黄色い小さな花、キンモクセイが夏の終わりと、秋の始まりを知らせてくれるから。


しかし毎年のことだがミカン色に色づいた小さな花も、雨には勝てなかったようだ。大きな低気圧が列島を縦断するように雨風を吹き散らし、序でにキンモクセイの黄色い花まで散らしてしまっている。

夜になっても窓を開け放していると密かに薫ってくる。

このキンモクセイの香りを何時までも楽しもうと、焼酎に漬けたことがある。
方法は、まだ木に付いている花を取り去り、茶袋に入れる。
それを焼酎に漬けるわけだが、これは梅酒と同じ方法。うっかりすると酒税法の網にかかってしまいそうだが御法度では無いことを祈るだけ。
一週間もするとキンモクセイの香りを漂わせ、透き通った焼酎の色が黄金色に色づいてくる。
この黄金色のが、なおのこと呑兵の鼻をくすぐる。

クリスマスローズではどうかと考えてみた。
花にも、茎にも、葉にも、クリスマスローズの毒はしっかりとある。
幾ら綺麗なクリスマスローズの花だからといって、梅やキンモクセイ・カリンなどと同様、焼酎に漬けて楽しもうなどとは金輪際考えない方がよい。
秋の夜長はキンモクセイの焼酎お湯割りか、それとも日本酒の純米酒。
その辺に落ち着いているのが幸せな感じがする。
決してクリスマスローズのお湯割りなどとは、考えない方が良い。
明日が無くなるかも知れないから。


 

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