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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのクリスマスローズガーデンにようこそ。お届けするクリスマスローズは冬の貴婦人最新品種コンテストで最優秀賞を受賞したニゲルとチベタヌスの交配種「絹」「雅」、赤い雄しべをもつ卑弥呼やダブルの糸ピコティ、翡翠などオリジナル品種を中心にネットショップにて種、苗、開花株を販売していますのでご利用ください。

クリスマスローズの株分けと根洗い

盤根化

桜の開花が発表されたそうです。
東京では靖国神社、染井吉野の標本木に話題が集中しましたが、一つ桜の開花とは違った話題がありました。
その標本木が枯れてしまうかというニュースです。
弱っている。
もともと長命ではない桜ですが、桜のそばを歩く人々によって土が固められ新鮮な水や空気が土中に入り込む隙間が無くなってきているとの事です。

株分け前にクリスマスローズ 年月が過ぎ根が板のようになってくる
このようになる前に株分けをする
クリスマスローズも長期間植え替え無し、また鉢や庭に植え込まれて土が固められた場合には季節を選んで植え替えや株分けをしなければなりません。
一つの目安は、健康に育てられたクリスマスローズは初めての花から5〜6年ほどしますと花茎が枯れた後が屋根瓦のように盤根化して、その盤根化した周囲ばかりに花茎や葉茎が立ってきます。
そのようになったクリスマスローズの葉や花の数は少なくなり、年月を重ねると同時に株自体の生命も黄昏状態になります。

そのようになる前に新しい根を発生させ株自体を若がえさせるよう、1〜2年ごとの植え替えと、数年ごとの株分けが必要かと思います。
ところで、そのクリスマスローズの植え替え。
根の根を完全に解しての植え替えはまず避けた方が無難かと。
完全に土を解したり、また最近流行っているクリスマスローズの水洗い、根洗い。

何らかの目的があってのことなら、それは特に問題はありませんが、無防備に水で根を洗ったり軸もとまで解したりしますと、半年後にはそれが大きな問題になるかもしれません。
2〜3年ほど鉢で栽培されたクリスマスローズを鉢から抜き出してその根の様相をみたことがあるなら根の多さにびっくりすると思います。

根洗いが問題になるのは、太い根から細かく伸びて土に含まれている水を吸う根毛、これが土を落とすための根洗によって削り取られてしまいます。
一番身近なところでは中国から輸入された山取りのチベタヌスや海外から輸入されるクリスマスローズ。
チベタヌス自身は非常に丈夫な植物ですが山から堀取られ株分けされ、なおかつ検疫を通過させるために根の隙間まで水で洗われて輸入されます。

当然、水を吸い上げる生命線の根毛のほとんどは消滅しています。
この根洗をされ輸入されたチベタヌスのほとんどが消耗品とされているのを思い起こしていただきたいと思います。

もちろん中国から輸入されるチベタヌスだけでなく、海外から輸入されるクリスマスローズも国内への害虫が進入される事の無いよう当然根の隙間まで水洗いされた上で国内に入ります。
他の植物はもちろん、このクリスマスローズの根毛、生命線はクリスマスローズを栽培するためには絶対に残さなければならない部分です。
また植え込み時に土を解され根を洗われたクリスマスローズの軸基に新しい用土をすき込むのは至難の業です。

軸基まで確実に用土をすき込まないでいますと、半年後には伸びた根の先端だけが伸び肝心な軸基からの発根が厳しくなり、その後の成長にも著しい悪影響を表してきます。
株分けしなければならなくなるまでの植え替えは水で洗ったりせずに、根鉢の底や周囲に回った根と用土を外すというところ位に止め、植え替え二年更新程度で栽培してほしいと思います。 
   
株分けされたクリスマスローズ
 株分け前のクリスマスローズと株分けされたクリスマスローズハイブリット。