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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

アガパンサスとササグモ

益虫


梅雨に入って咲き出してきたアガパンサスの花の周りを歩き回っていた小さなクモ。
体長1センチに満たないが写真に撮って、それを拡大してみると人間の目では判断できないこのササグモ特有の姿が見られる。


8本の足の周りに細いトゲが何本も飛び出している。
Googleの画像検索をかけても「クモ」では出てこない。
それで「アガパンサス クモ」で画像検索をかけてみると、このアガパンサスの花についているクモの名前は「ササクモ」と判明。
当然のこと、クモ属は足が8本。
昆虫は足が6本。

生物図鑑などではクモと昆虫の見分け方として必ず出てくる。
クリスマスローズの悪さをする昆虫達はアブラムシ、蛾や蝶の仲間が葉に卵を産み付けて葉を食い荒らしてしまったり、はたまたブラックデスなどのウィルス性病気を移してしまう。

カマキリの幼虫
先日はクリスマスローズの苗にカマキリの幼虫が歩き回っていた。
そのときは数ミリだったカマキリも今では3センチを超えるようになってきた。
横に這わしたパイプや植物の葉に赤い小さな虫が這っていることがある。目をこらしてよく見ているとササグモの親戚、アカダニ。
このアカダニも悪さをしない。
小さな害虫を食べてくれる。

殺菌剤や殺虫剤を使わなければクリスマスローズを害する昆虫たちから逃げる術が無いのが悲しいところ。
このササグモもカマキリも植物には害をすることは無く、小さな昆虫たちを食べてクリスマスローズを守ってくれる益虫の代表格だ。
このBLOGを読んでくれている読者が大切に育てているクリスマスローズ。
鉢植えでも、庭植えでも葉の裏や鉢の周りを良く見て回ると、小さな昆虫たちがわんさか居る。
悪さをしない昆虫、しっかりと悪さをする昆虫。
悪さをする昆虫たちをクモ属やカマキリさんにしっかりと食べてもらいましょう。

 アゲハチョウとアガパンサス
雨の合間をぬってキアゲハやクロアゲハがやってきています。
昼下がり、庭に出てみるとアガパンサスの花の周りをクロアゲハが飛び回っている。
早速、カメラを引っ張りだしてレンズを向けるわけだが、あっちの花にこっちの花にと居所は定まらず。
こういうときには、普段使っているキャノンのG1やニコンのデジカメでは心許なくなってしまい、D70の一眼のファィンダーを覗きながら昔取った杵柄でシャッターを切り始める。


クリスマスローズの花は2月から3月が一番きれいに見えるとき。
花が終わって梅雨の頃になりますと、クリスマスローズもほかの草などに囲まれて見る影も無くなってしまいます
が、その片割れをアガパンサスの空色の花と緑の葉がきれいに囲みます。
クリスマスローズをメインに植えこんだ庭は梅雨の頃には寂しくなります。が、一年を通して楽しめる庭が植物にとっても嬉しいことでは無いでしょうか。
今はクロアゲハやオオスカシバなどの昆虫がアガパンサスの花の蜜を吸おうと飛び回っています。

 

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