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クリスマスローズの育て方・発芽苗のポット上げとその後の育て方
セミダブル
発芽苗のポットあげ
発芽後のポット上げのタイミングは、種類・地域に関係なく本葉が一枚展開した頃がポット上げ後のクリスマスローズの生育が良くなります。
本州ですと3月中旬から4月中旬にかけて、東北地方・高冷地・北海道などでは4月中旬から4月下旬の頃になります。
保護設備が有れば寒冷地でもこれより早くポットを変えることが出来ます。

          
上の二枚の画像は6月上旬の撮影ですが、左の苗のポット上げは4月中旬、右は5月中旬。ポットに移すタイミングがずれてくると、成長にも大きな影響が出てきます。
用意する物
赤玉土小粒 5 ・ 腐葉土 4 ・ 軽石小粒(バーミキュウライト)1 ・ 籾殻燻丹(少々)・蛎殻石灰(少々)・9センチビニールポット ・ 苗トレー(サフィニアなどのトレーが便利です)
ポット上げの方法
前年の10月から11月にかけて播種された種子の根は用土の中で10センチ以上に伸び、すでにポットの底で絡み始めていますので根を切らないように9センチポットに上の混合比率で作った用土で植え込みます。
植え込み用土が乾燥した状態ですと新しく出てきた根が乾燥した用土に触れ、根の傷みが発生してきますので植え込み用土に散水し若干湿った状態にしておきます。
ガーデンハイブリットなどの根は苗の長さの約3倍、アーグチフォリウスなどの有茎種や、その交雑種では苗の長さの約5〜10倍くらいの根が伸びてきています。
苗床から取り出した苗はなるべく根を乾燥させないように日陰で作業し手早くやる必要が有ります。
ポットに植え込みましたら日光が当たり風のない場所に翌日まで置き、早朝に潅水するようにします。
肥料はポット上げから約6〜10日ほどしてから液肥(5:10:5)を1000倍 程度 に薄めて週に1回ほど与え肥培に努めます。
これを5月末まで行ってください。
花用のIB化成肥料を4月はじめと5月はじめに2粒程度与えるのも良い。
3月中旬以後のポット上げから2〜3ヶ月ほどした
6月始めに本葉3〜4枚程度出るのが平均的な育ちかたです。
害虫(スリップス・アブラムシ)や病気(苗立ち枯れ病・灰色カビ病)から苗を守るために定期的に殺虫・殺菌剤を少なくとも3週間に1回は散布します。
特に新しく出てきた葉は害虫(よとう虫など)の格好の食べ物になりますので、低温だからといって安心はしないように。
5月の中下旬までは苗を日光に十分当て本葉が3枚くらいは出てくるようにしますが、5月中旬から6月の初めには
半日陰の場所か午前中の日光が3〜4時間ほど当たる場所に置きます。
6月頃から9月末頃までの水やりは、朝早くか夕方4時以後にポットから流れ出るくらい与え、周囲に水をまき気化熱を利用して、ポットの周辺の気温を下げると苗の生育に良い結果が出ます。
また肥料などは10月初めまでは与えないようにします。
こぼれ種からの発芽苗
2月頃になりますとクリスマスローズを植えている庭先や鉢の中に、前の年にこぼれた種が発芽しているのが見られます。
このこぼれ種からの苗も、他の苗と同様に本葉が一本出てきた頃に9センチポットに移し、他の苗と同様育てることが可能です。
方法は苗の外側からシャベルを差し込み、細い根に傷を付けないよう掘り起こし、庭の土を少し残すようにして9センチポットに植え込みます。
植え込んだ後の管理は、通常に蒔いた種からの発芽苗と同様な管理をします。
発芽から半年後・秋のポット換え
クリスマスローズの種の発芽から半年後の10月頃、3号のポットから4〜4・5号のポットに植え替えします。初めて3号のポットに発芽苗を植え込むときの赤玉土は小粒を使いましたが、今回以後は中粒を使用します。用土配合などは同じです。
このポット換えでは根を傷つけないようにし、
植え替える3号ポットの苗用土を乾燥気味にしてポットから抜き出し、湿り気を帯びた用土で植え替えをします。
水やりは翌日の早い時間に底から水が滴るように与えます。
その後は十分に日光をあびることが出来るようにします。
この時点でポットを変えたなら翌日からは
液肥を規定より薄めに希釈して与え始めます。
 12・5センチのポットに植え替えられたクリスマスローズハイブリットの苗
10月頃に植え換えられたクリスマスローズの苗は日光を十分に当て、肥料は翌年の初夏まで切らさないように肥培するが、目に見えて生育しているのが解るのは11月末までで、それ以降2月中旬頃までは生育を休んでいるように見えます。
これは寒さのための影響で、2月末頃になり少しずつ暖かくなりますと一株一株が目に見えて大きな葉を展開し始めます。
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