| クリスマスローズ(ヘレボルス)の園芸栽培用語辞典 WAKAIZUMI-FARMのサイトで使われているクリスマスローズ (h・helleborus/h・hellebores)などに関しての園芸用語を記しています。 (あいうえお順) |
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| アイ(Eyes) クリスマスローズガーデンハイブリットの花弁(本来は萼片)の中心・ネクタリーの縁に黒や赤紫にスポットの固まったのが入るのをさす。 アシュウッドナーセリー(Ashwood Nurseries ) イギリスの有名なナーセリー。特にヘレボルス・ガーデンシクラメン・ヘパチカ(雪割草)などの育種に力を入れている。現在日本で販売されている有力なクリスマスローズガーデンハイブリットの多くはアシュウッドの系統を引いている。 アップライト 通常は下垂咲きのヘレボルスだが育種上の目的として上向きの花を言う。 実際には上ではなく横を向いた花をアップライトと呼んでいる。 イアン・コリアー(Ian Collier) オーストラリアのキャンベラでヘレボルスを生産している育種家。 2003年にウィル・マックルーイン氏と共に来日し、秋田県鹿角市でヘレボルスの講演を行う。オリエンタリス系のダブルホワイトの作出者。 糸ピコティ(糸覆輪) 花弁の縁に絹糸のように細い紫や赤のピコティが入ったタイプのクリスマスローズ・ガーデンハイブリットで、クリスマスローズの愛好家たちのあいだでは大変人気があり、時には糸ピコと名前を略して呼ばれることがある。 糸ピコティはWAKAIZUMI-FARMのオリジナルでもあり、花弁の色は色は白、ピンク、クリームイエローなどの品種がある。 インソムニア系ダブル インソムニア系ダブルは、イギリスの育種家ウィル・マックルーィン(Will McLewin )氏からオーストラリアのイアン氏のもとに行った種子から発現したガーデンハイブリットダブルの花。 インソムニア自体の花形は小型でカップ咲きだが、販売されている種子・苗などはオリエンタリス系のホワイトダブルなどとの交雑種である。 ウィル・マックルーィン(Will McLewin ) イギリスのフェィダーナーセリーのオーナーで育種家、元は大学で数学の教鞭を執っていた。 ヨーロッパ東部のバルカン半島など原生地の踏査を積極的に行いヘレボルスの分類や育種を行っている。2003年に来日し秋田県鹿角市でオーストラリアの育種家イアン氏と講演会を行ったり、日本クリスマスローズ協会のバルカン半島などの海外ツアーに同行しヘレボルスの自生地を幾度となく案内している。 ヴェシカリウス ヘレボルス属の仲間では唯一、シリア・トルコなど中東の限られた砂漠地帯に自生する有茎種。 小さな釣り鐘型の花を数少なく咲かせる。日本で育てるのは難しいが用土と水やりの工夫で栽培は十分に出来、開花までは発芽から7〜8年はかかる。 ブラィヤーローズはニゲルとヴェシカリウスの交雑種である。 植え換え 鉢植えなどの場合は用土の根詰まりや用土中の微量栄養素などの不足から、植物の生長が阻害されることがあるため、植物の生長を快復させるために鉢を大きくしたり、異なった植え場所に換えることを言う。 エリザベス・ストラングマン女史(Elizabeth Strangman) イギリスのナーセリー、ワッシュフィールド・ナーセリーのオーナーで育種家。 バルカン半島などの原生地を踏査しパーティドレスの交配親になったトルカータスのディドとアエネスの二株のダブルを発見、現在のパーティドレス系ダブルフラワーの発展に大きく寄与した。 ヘレンバラード女史と共に現在のガーデンハイブリットの発展に尽くした功績は大変大きい。 エリック・スミス ニゲルと交雑種ステルニーとの交雑種。 オリエンタリス系 原種オリエンタリスを中心に交配され作られてきたと考えられている無茎種の交雑品種を呼んでいたが、近年様々な無茎種の原種を交雑させて作られている一群と考えられ、オリエンタリス系とは呼ばずハイブリットあるいはガーデンハイブリットと呼んでいる。 オリエンタリス系ダブル 育種家ネッター・スタッタムの種から出てきたオリエンタリス系ダブルの花より交雑されて出来てきたダブルの花などを呼ぶ。 スノークィーンなどのレパートリーがある。 |
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| 萼片 クリスマスローズの花弁と呼ばれているものは、本来の花弁(ネクタリー)を包んでいる萼片である。 下垂咲き 立ち上がった茎から下を向いて花を咲かせるタイプのクリスマスローズをいう。 カップ咲き 育種の上での一つの目標で花の形を指す。 WAKAIZUMI-FARMではこのカップ咲きの目標をシャンパングラスを横から見た形に例えている。 ガーデンハイブリット(交雑種・交配種) ヘレボルスの無茎種同士を交雑させた品種で、キリスト教のレンテン節(4月)の頃に咲くためヨーロッパの国々ではレンテンローズとも称される。 国内では「オリエンタリス系ハイブリット」とも称されることもあるが、原種オリエンタリスを中心として交雑したものではなく、無茎種の数々を交雑させて出来ている一群のために最近ではガーデンハイブリット(ヘレボルスガーデンハイブリット、クリスマスローズ・ガーデンハイブリット)と言われている。 株立ち 無茎種・有茎種のヘレボルスが年月を過ごす内に多くの茎を立て花を咲かせることをいう。 株分け 庭や鉢で栽培している株が成長し弱ったのを快復させたり、また増殖するために一つの株を幾つかに切り分けすることをいう。 クリスマスローズ ヨーロッパなどのキリスト教の国々でのニゲルの呼び名。本来は原種ニゲルの種(シュ)を指すが日本では標準和名としてヘレボルス全体を指す。 狂い咲き 国内での一般的なヘレボルスの開花期は1月中旬から4月にかけての季節だが、まれに秋や花の季節が終わった初夏5〜6月に花を咲かせることをいう。 クロス交配 異なった親株の花粉と雌しべを交配すること。他花受粉・他家受粉。 ケビン・ベルチャー(Kevin Belcher) アシュウッド・ナーセリーの育種家。 ヘレボルスのピンクアイスやブラィヤーローズなどの、奇跡的ともいわれるクリスマスローズの新しい名花をジョン・マッシーオーナーと共に次々と生み出している。 剣弁 花弁の弁先が剣のように尖っているタイプの花を言う。 原種 ヘレボルスの原種は16種で亜種を含めると23種類ある。 茎のない無茎種と茎のある有茎種に分かれ、ヨーロッパ西部から・中東のシリア・黒海沿岸までに自生する。1種類チベタヌス(H. thibetanus)のみが中国西部・四川省や湖北省などに主な自生地から隔離されて自生している。 交雑(交配) 新しい品種を作り出すために行われる育種の一方法。(→交配種・交雑種) 高性種 特にガーデンハイブリットの花茎の部分の高いものを指す。通常30センチから50センチだが、一般的に50センチから60〜70センチの茎高の株をよんでいる。 |
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| 地色 花弁の全体を彩っている基本的な色。 自家受粉 植物が自らの雄しべの花粉によって種子を結ぶことを言う。 育種の分野ではセルフとも言う。 小輪 開花時の花の直径が3センチ前後。 除雄 人工的に交雑をする場合、父親となる植物以外の花粉による交雑を防ぐため、母親となる株花の花粉と管を全て除くことをいう。 自生地 植物が自然の状態で生育している場所。 ジョン・ダドリー(John Dudley) オーストラリアのタスマニア島で白のオリエンタリス系ガーデンハイブリットダブル・ミセス ベティラニカー(Mrs Betty Ranicar)などのダブルフラワーを作出している育種家。 ジョン・マッシー(John Massey) イギリス・アシュウッドナーセリー(Ashwood Nurseries)のオーナー。 世界各国に優秀なヘレボルス・ガーデンハイブリットを送り出しているナーセリー。 平成13年に日本クリスマスローズ協会の求めに応じて来日し、自身のナーセリーで育種したガーデンハイブリットの講演を行い絶妙な語り口で日本でのファンも多い。 シングルフラワー(一重の花) 花弁(本来は萼片)の数が通常5枚のヘレボルス。時たま7弁・8弁と複数の弁の花が現れるが、栽培していくうちにほとんどは通常の5弁の花に戻る。 ステルニー リビダスとアーグチフォリウスの有茎種同士の交雑種 スポット ガーデンハイブリットの花弁の中心などに赤や紫の点を数多く描くタイプを言う。 セミダブル(アネモネ咲き・半八重) 多くのクリスマスローズは一重の花弁だが、ネクタリーが大きくなったガーデンハイブリットの品種をセミダブルあるいはアネモネ咲きと呼ぶ。 組織培養 メリクロンに同じ |
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| 大輪 開花時の花の直径が7センチ以上のクリスマスローズの花。 多花性 1つの株から通常より多くの茎を伸ばし花を付けるタイプをいう。 ダークネクタリー 花弁の中心付近にあり雄しべを取り囲むようについている花弁が退化したもので、通常は黄色・白・緑だが赤黒・紫・赤などの色に染まっているネクタリー(蜜管)を言う。 ダブルホワイト オーストラリアの育種家イアンコリアー氏が育種しているオリエンタリス系のダブルの花。色は白無地。 ダブルフラワー(八重咲き) 八重咲きのガーデンハイブリット。一般に花弁と見られている萼片が八重化したタイプの花で、無茎種だけに見られ有茎種では現在の所作出されていない。 パーティドレス系の小輪多花の系統に続きオーストラリアからホワイトダブル・ミセスべティラニカー・インソムニアなどの系統のダブルの花が発表されている。 中間種 有茎種とも無茎種とも分類上区別が付かない種類をいう。 h.versicarius (ヴェシカリウス)h.niger (ニゲル)が中間種である。 中輪 開花時の花の直径が5センチ前後。 |
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| ナーセリー(ナーサリー) 植物の生産農場のことをナーセリー(Nursery)と呼んでいる。 ナーセリーシード 野生の状態から採取された種子ではなく、特に栽培されている原種から採取された種を呼ぶ事が多く、原種の中でもニゲル(二ガー)・リビダス・アーグチフォリウスなどがナーセリーシードである事が多い。 日本クリスマスローズ協会 1997年に園芸植物生産者とアマチュアがクリスマスローズを普及広めるために作った趣味の会。 東京都の神代植物園で日本クリスマスローズ協会主催の「クリスマスローズ展」、池袋サンシャインシティにて「クリスマスローズの世界展」を毎年開き、1年ごとにイギリスやヘレボルスの自生地バルカン半島などに研修旅行を行っている。。 会員数は約400名。 ニゲル(h.niger/ニガー・ナイガー) 花の色は白、ヨーロッパ大陸のアルプス山脈の東端、イタリアからドイツ・旧ユーゴスラビアにかけて自生地がある。 ヨーロッパなどの英語圏ではニゲル・ニガーと呼び、クリスマス(12月25日)の頃に花が咲くため別名クリスマスローズと呼ぶ。 ニゲルコルス ニゲルとアーグチフォリゥスの交雑種。 ネクタリー(蜜管) クリスマスローズの雄しべの軸基を取りまくようについている、花弁が退化したもので赤・黒・グリーン・白・黄色などの色がある。 ネット(網目) 花弁に入っている細かなスポットが弁全体に入っているタイプのガーデンハイブリットをいう。 ノンスポット スポットの入っていない無地のヘレボルスハイブリットを指す。 |
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| バイカラー(Bicolours) ガーデンハイブリットの表現の形の一つで、花弁の表と裏面の色が異なっているタイプの花を指す。 播種 植物の種を蒔くこと。 発芽 苗床に蒔いた種子から根・双葉が出現し用土から出てくること。 発根 種子の殻が割れ直根が発生することを言う。また株から新しい根が発生することを言う。 パーティドレス イギリスの育種家エリザベス・ストラングマン女史がバルカン半島の原生地で発見した八重咲きのトルカータス(ディド・アエネス)のうちディドを交配親にして作出されたダブルの一群をいう。 小輪で多花性。花色の種類は豊富である。 初期成育はゆっくりしていて開花までは満3〜4年ほどかかるが、それ以後は旺盛な成長を見せ花付きは大変良くなる。 花芽形成 植物が咲かせる花の基になるのが作られることを言う。 冬から春に花を咲かせる植物は通常、前年の夏に花芽が作られると言われている。ヘレボルスは種類にもよるが7月から8月に花芽が作られると考えられている。 バラーディアェ ニゲルとリビダスの交雑種。 バルカン半島 ヨーロッパの東部、地中海に面している半島にある国で、旧ユーゴスラビアを中心とする地域。マケドニア・クロアチア・スロベニア・ボスニアヘルツゴヴィナ・モンテネグロなどに独立している。 この地域には原種トルカータス・アトロルーベンスなどの自生地がある。 ピコティ(覆輪咲き) ガーデンハイブリットのジャンルの一つで大変人気のある形質。 花弁の縁が地色とは異なった色(赤・紫)で輪を描くのをピコティ(覆輪)と呼ぶ。 ピンクアイス(Pink Ice) アシュード・ナーセリーが作出したニゲル(H. niger )とチベタヌス(H. thibetanus)の交雑種。淡いピンクの花で冬季落葉性。WAKAIZUMI-FARMで育種の継続中。 ブライヤーローズ ニゲル(h. niger )とヴェシカリウス(h.vesicarius)の交雑種。 淡いピンクに爪紅の花。アシュウッドナーセリーの育種家ケビンベルチャー氏の最新の作品。 フラッシュ 花弁の中心ネクタリー付近から、花弁の外側に向かって黒や赤紫の花火を開かせたようにベィンが飛び出していくようなタイプの花 ブルーブラック ブラックのガーデンハイブリットの事であるが、花弁が濃いブルーを帯びた感じに見えるためにブルーブラックと呼ばれる。 ブロッチ スポットが花弁に大きく固まって入ったタイプの花。 フラッシュ ガーデンハイブリットの花の一つの表現形質で、花弁の中心にあるネクタリー付近から弁の外側にかけ、火花が飛んだようにベィンが入っている表現を言う。 べィンタイプ クリスマスローズのネクタリー(蜜管)付近から花弁の外側に向かって筋を引くタイプのクリスマスローズ ベティラニカー オーストラリアの育種家 ジョン・ダドリー氏(John Dudley)が栽培育種しているダブルのタイプで花の色は白無地で発育旺盛である。命名の由来はジョン氏が親しくしている婦人の名前から採った。 ヘレボルス(ヘレボラス) 学名はh.helleborusといい16の原種と亜種がヨーロッパを中心に自生している。 日本国内では、このヘレボルス全体をクリスマスローズと呼んでいるが、国外ではこの呼び名は通用しない。 ヘレボー クリスマスローズのこと。 ヘレボルス(h.helleborus)をクリスマスローズの愛好家たちが名前を短縮して呼び始めたことに始まる。 もとはヨーロッパなどの英語圏でのヘレボルスに対する略称。 ヘレボルス倶楽部(Japan Helleborus Society) 平成13年にクリスマスローズのアマチュア愛好家たちが作ったインターネット上の倶楽部で、東京日本橋三越チェルシーガーデンなどでクリスマスローズの展示会を開いている。会員数は約300。 ヘレンバラード系 ヘレンバラード女史が約20年間かけて作出したクリスマスローズ・ガーデンハイブリットの数々を親にして交雑したハイブリットの一群をヘレンバラード系と言う。 ヘレンバラード女史の死後、株の四散を防ぐためにドイツのシュミーマン女史に預けられた。 ヘレン・バラード女史(Helen Ballard) 現代のガーデンハイブリットを大きく発展させたイギリスの育種家で、現代の日本・ヨーロッパ諸国・アメリカなどで栽培されているガーデンハイブリットにはヘレンバラード女史の作出したハイブリットの血統が多く使われている。 数々の名花を作出したのはヘレンバラードの晩年の約20年間、人をして「地味な花の中に美しさがある」と言わしめた花はグリーンのハイブリットで、その花に自身の名前「ヘレンバラード」と名付けた。 |
| (ま行) |
| 丸弁 5枚の花弁の先端が丸く穏やかな感じのタイプの花を言う。 無茎種 株基から葉茎・花茎を伸ばす種類で、原種ではアトロルーベンス・トルカータス・オドルスなど11種が知られている。 メリクロン 種子からの繁殖と異なり、無菌状態にある植物体の頂芽を無菌室で細分化しフラスコの中で増殖し、完全な植物体に育て繁殖させる技術を言う。 |
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有茎種
茎を伸ばし、その先端に花を付ける種類のヘレボルスを言う。 リビダス・フェチダス・アーグチフォリウスなどの種類がある。 |
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| ルーピング 植物を鉢で栽培する際に、新しく発生した根が鉢底に回ること。 レンテンローズ( Lenten Rose)→ヘレボルス・ガーデンハイブリット クリスマスローズ・ガーデンハイブリットの事を呼ぶ。 ヨーロッパのキリスト教国では四句節・レンテン節(4月)の頃に花が満開になるので、冬咲きのクリスマスローズ(ニゲル)に対してレンテンローズ呼ばれている。 |
| (わ行) |